デザイナーに英語力は必要か? これからのデザイナーに必要なスキルを考えてみる。
デザイン会社に就職、転職を考えている人は気になるところだと思います。
私が働いた2社では、英語は必須ではありませんでした。
ある程度の規模のデザイン事務所であれば、コピーライターや編集さんが社内に在籍していることがおおく、基本、テキスト情報はもらったものを入れ込むことが多いので、必須ではありません。
例えばタイトルの上に飾りで英語が入れたいときは、レイアウトやラフの段階で「ここに英語で一言入れたい」というのを仮で入れておくと、ライターさんが考えてくれます。一緒に働いていたデザイナーで英語ができるデザイナーは1割程度だったと思います。
私たちデザイナーには、英語力よりも圧倒的にデザイン力が求められています。
需要は高まっている
英語が必須ではないものの、2社とも面接では英語ができるかどうか聞かれましたし、転職活動で、他の会社も受けましたが、面接で英語ができるかどうか聞かれることも多かったです。
最近ではWEBサイトやパンフレットも、日本語と同時に外国語版をつくることも増えています。日本語の下に英訳がついているパンフレットを目にしたことがある方も多いと思います。
これから、東京オリンピック開催に向け、外国人をターゲットにした制作物も増えていくでしょう。そうなると英語ができた方が、有利になることは間違いないと思います。
また、WEBデザイナーの場合は、HTMLやプログラミング言語は英語からできていますし、グラフィックデザイナーよりも英語に触れる機会がおおく、例えばWordpressなども英語ができた方が作業がスムーズだと思います。また、photoshopやillustratorの操作で分からないことがあったときに、検索すると英語の方が情報がたくさん公開されているので便利なことも確かです。
フリーランスの場合
会社でデザイナーとして働いている場合は、英語ができた方が有利というレベルだと思いますが、独立してフリーランスとしてやっていくとなると、これからは必須になっていくと思います。
フリーランスの場合、会社で請け負う仕事よりも単価が小さくなります。そうなるとライターさんが入らない仕事がほとんどですし、キャッチコピーや文章も自分で考えないといけません。顧客が、個人なのか企業なのかにもよりますが、個人相手に仕事をする場合は、相手も英語ができないとなると、外国人向けに作るものへのハードルがぐっと上がってしまいます。英語もできた方がいいですし、編集力や文章力も問われることになるでしょう。
最後に
デザイナーの場合、顧客が外国人でないかぎりは、必要なのは英会話の英語力というより、英語で読み書きができることだと思います。テレビの英語番組を見たり、英語のブログを読んだり、英語学習のアプリをダウンロードしたり、ゲーム感覚で気軽にはじめられるサービスもたくさんありますし、是非はじめてみることをおすすめします。
読み書きのレベルを上げつつ、英会話へもチャレンジしたいですね。これを書きながら、私も英語勉強しようとあらためて思いました。がんばります。
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