365days

人生の休暇中。 グラフィック、WEBデザインのお仕事をしていました。 デザインのコト、趣味の写真や旅のコト、暮らしの中で見つけた素敵なモノゴトを気ままに綴っています。

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デザインの仕事をはじめてから、会社を辞めるまで。


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就職してから5年、転職して1年ほど、都内のデザイン事務所で働きました。2社経験して私の経験や働いて感じたことを、書きたいと思います。

小さなデザイン事務所へ就職

最初に働いたところは小さな個人事務所でした。お客さんに会って話を聞いて、デザインの方向性を決めてデザインして、修正、納品とすべて自分でやらないといけませんでした。教えてもらうというよりは自力でなんとかしていくという環境でした(笑)

 

金額にして3万円程度の小さな案件から始まり、退職するころには、300~400万円程度の案件まで任されるようになっていました。300~400万円程度の案件となると、冊子とそのWEB展開などを含む大きめのプロジェクトになります。

小さな事務所だったこともあり、大きな案件の場合には外のデザイナーさんやライターさんにお願いして、自分はディレクションにまわることになります。繁忙期になるとそれが2~3つ同時進行です。

 

最初はとまどいの連続でしたが、はじめからお客さんと会って話すことができる環境にいたおかげで、こもるタイプのデザイナーにならずに済んだので、この会社の社長にはとても感謝しています。

社長もデザイン事務所の出身で、お客さんとコミュニケーションの取れないデザイナーに将来がないことを分かっていたのだと思います。この会社で様々な経験をつめたこともあり、100人規模の制作会社へ転職することができました。

 

 

中規模制作会社へ転職

この制作会社は、デザイン事務所というより普通の会社に近かったと思います。人数が多くなるとルールが多くなり、会社という要素が強くなっていくのかもしれません。

プレゼンをしたり見積もりを作ったりという仕事は営業の人たちがやってくれるので、デザイナーは本当にデザインだけをすることになります。デザインスキルを磨きたい人はいいのですが、ある程度の年齢になると、デザイナーからディレクターとなり仕事全体を見ることになると思うのですが、ディレクターと営業の仕事が重なってしまいアートディレクターの役割が曖昧になるのを感じました。

 

私は前の会社で、全体を見るディレクターの仕事をすでにしていたこともあり、デザインだけをするという仕事の仕方にモノ足りなさを感じていきました。

 

またこの規模の会社になると、40歳をすぎたころから管理職側にまわらざるを得なくなります。そして一度管理職になってしまうとデザイナーやコピーライターといった職種に戻るのはむずかしく、年齢的にも転職がむずかしいので、会社の平均年齢がどんどんあがっていきます。そうなると会社全体の考え方が保守的になり、新しいことに挑戦しようという会社の風土はなくなっていきます。

もちろん、優秀な30代の人達はそんな上の人を見て会社に残りたいと思うはずもなく、、、

20代~30代前半までは優秀な人たちがたくさんいるのに、それを現場で育てる年齢の人達がすっぽり抜けている印象がありました。この会社に入ってクリエイティブの人達が年齢を重ねていく難しさみたいなものを肌身で感じました。

 

会社に入って1年でディレクターに昇格したものの、会社全体に魅力を感じなくなってしまいどんどん仕事が作業的になっていくのを感じ、体調をくずしたことをきっかけに退職を決めました。

というのが私の退職までの流れでしょうか。それにしても、文章書くのって難しいなーこれから続けられるか不安になりつつ。。。思いのほか長くなってしまったので、もう少し仕事の内容について書くつもりでいましたが、デザインの仕事についてはまた機会をみて書いていきたいと思います。

 

 

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