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人生の休暇中。 グラフィック、WEBデザインのお仕事をしていました。 デザインのコト、趣味の写真や旅のコト、暮らしの中で見つけた素敵なモノゴトを気ままに綴っています。

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心に響く 素敵なキャッチコピー9選。


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世の中にたくさんあるキャッチコピー。その中から、心に響く素敵なキャッチコピーを10個ご紹介したいと思います。ハッとさせられたり、共感できたり、明日もがんばろうと気持ちを前向きにさせてくれるコトバを集めました。

 

1 | サッポロビール

丸くなるな星になれ。

サッポロビールのキャッチコピー。大人になって丸くなったなと思うことがよくあります。学生時代の友人を見ていても丸くなったなと感じることがあります。

結婚して子供が生まれたり、社会にでてたくさんの人と出会い、様々な経験を積んで、他人とうまく付き合っていく方法を学び、そつなく仕事をこなしていく方法を覚え、他人の痛みが分かる大人になったのでしょう。

それは社会で生きていくうえで必要なモノなのかもしれません。

ただそれが本当にいいコトなのか。周囲と摩擦がおこらないようにトゲをなくし、丸くなった自分は昔とくらべて魅力的な大人になっているのか。そんなコトをふと立ち止まって考えさせてくれる秀逸なコピーだと思います。

丸くなるな 星になれ。サッポロビールのロゴマークでもある黄色い星にもかかっているのでしょう。よく考えられているキャッチコピーですよね。

 

2 | LUMINE ルミネ

わたしが、うんとおめかしすれば、世の中まだまだあかるくなるかも。

もう何年も続いているルミネの広告シリーズ。モデルの女性、色鮮やかな写真、よく練られたコピー、ルミネの世界観が見事に表現されています。若い女性にここまで共感を呼ぶ広告は初めてなのではないでしょうか。

その数ある中から、個人的に一番好きなコピーを選びました。

「わたしが、うんとおめかしすれば、世の中まだまだあかるくなるかも。」

新宿の街でこの広告を見たとき、元気が出たのを今でも覚えています。 

 

 | 日清カップヌードル

世界の非常食になりませんように

日清カップヌードルの昔のキャッチコピー。「世界の非常食になりませんように。」

先ほどのルミネと同じコピーライターの方が書かれていたコピーだと思います。

非常時にもっとも売れる食品であろうカップヌードル。しかしそれは同時に、戦争や災害がおこってしまうことを意味します。そんな非常食を食べないといけない状況がおこらないでほしいと望む、ひとりの人間の平和への願いを感じさせてくれるコピー。

カップヌードルという商品のキャッチコピーにもかかわらず、このコピーを選んだ日清の懐の深さも感じます。

 

4 | 大成建設

地図に残る仕事

「地図に残る仕事」第一印象、力強くてかっこいいコピーだなと思いました。

もし、自分がこの世からいなくなったとしても、自分の作ったモノがこの世に残る。考えてみたらすごいことです。それをたった7文字で表現した素晴らしいコピー。

90年代から使われ続けているそうで、良いコピーは時代が変わっても人の心に響くんだと思い知らされます。

現在放送されている、アニメCMも光の使い方が特徴的で、まるで映画予告のように綺麗で印象的です。

 

5 | 青春18切符 駅ポスター

車窓に映った自分を見た。いつもより、いい顔だった。

以前に、これと真逆ですごく疲れた顔をしていた自分に思わずびっくりしてしまってことがあります。。。車窓に映った自分は本当に疲れた顔をしていました。。。

「いい顔」していたいですよね。

青春18切符のキャッチコピーは、日常を抜け出して旅にでたくなります。そしてそんな旅を若いときにやっておけばよかったと少しの後悔をくれたりもします。

 

6 | 明治製菓

人生がラブストーリーでありますように

毎年、バレンタイン当日?の新聞に掲載されているシリーズ広告のコピーです。

ボディコピーを読むと、恋愛だけではなく、家族や友達やたくさんの人の幸せを願って書かれたコピーであることがわかります。

普段、照れくさくて言葉で伝えられないこともチョコと一緒に伝えてみようと思わせてくれるコピーです。たくさんの人の人生がラブストーリーでありますように。

 

7 | 五明[飲食店]

海も山もある故郷を、なにも無い町と呼んでいた。

高校を卒業して、都会に出るというあのときに自分がした選択は正しかったのか。寝る前に、布団にはいってふと考えてしまうことがあります。毎日、都会で慌ただしく働いて、家事をして、生活していくうちにあっという間に1日が過ぎていってしまう。もしかしたら自分には違う人生があったかもしれない。もし、あのとき違う選択をしていたら。。。

もちろん進まなかった道の答えは分かりませんし、考えても仕方がないことなのかもしれません。でもたまにはお酒を飲みながら、自分の人生を振り返るのも悪くないですよね。そんなきっかけをくれる、ちょっぴりセンチメンタルな気持ちにさせてくれるキャッチコピーです。

 

8 | サントリーBOSS

このろくでもない、すばらしき世界。

毎日のようにおこる事件や事故。年金問題や増税。テレビを見ていても暗いニュースが多い昨今。たくさんの問題をかかえたこの世界は、ろくでもない世界と呼ばれても過言ではないでしょう。

それでも、このろくでもない世界が私たちの生きる世界であり、このろくでもない世界で生活していかなければなりません。

毎日の生活の中にほっとした時間があったり、友達とくだらないコトで笑いあったり、空を見上げたら雲一つない綺麗な青空だったり、ご飯が美味しかったり、いいコトばかりではないけど、悪いコトばかりでもない。みんなどこかで希望を持って生きていて、ろくでもないけど、この世界はすばらしい世界でもある。このキャッチコピーはそんな風に思わせてくれます。

「このろくでもない、すばらしき世界。」沈んだ気持ちを少しだけ前向きにしてくれる素敵なキャッチコピーです。

 

9 | セゾンカード

生きるが勝ちだよ、だいじょうぶ。

生きていると色々ありますよね。私も30歳にして無職になるなんて、正直思ってもみませんでした。少し弱った今の私の心にぐっとくるコピーだったので選ばせていただきました。

「生きるが勝ちだよ、だいじょうぶ。」今のこの状況に負けずに、しっかり自分の足で歩んでいかなければと思わせてくれたコピーです。

 

以上、「心に刺さる素敵なキャッチコピー9選」いかがでしたか? 皆さんの心の琴線に触れたコピーはありましたか? 同じコトバでも自分の置かれた状況によって感じ方が変わってきたりもしますよね。その時々で素敵だなと思ったキャッチコピーを今後もご紹介していきたいと思います。 

 

 

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